SEO(Search Engine Optimization)とは日本語で表すと「検索エンジン最適化」です。
あ、読み方はセオではありませんよ(笑)
エス・イー・オーと読んでくださいね。
はい、ご一緒に~、せ~の。
エス・イー・オー!
よくできました^^
…さて、真面目にいきます(笑)
検索エンジン=YahooやGoogle
最適化=アクセス数を増やすのに最適な状態にする
ちなみにいま現在、Yahoo=Googleという認識でOKです。
2010年12月1日、Yahoo!JAPANがGoogleの検索技術を導入したので、ほぼ同じ検索結果となっているのです。
※Yahoo独自のサービスを検索結果に表示させたり、微妙に順位が違ったりするケースもあります。
従って今のSEOとは、Googleに対する最適化と言えます。
もっと分かりやすく言えば「Google検索する人に見つけてもらいやすくする施策」です。
では、検索する人に見つけてもらいやすい条件とは何でしょうか?
答えは簡単。
検索結果の上位に表示されることですよね。
つまり、SEOとは検索結果で上位表示をする為の施策となります。
「オッケー、じゃあGoogleでSEOについて調べて、自分でSEO対策をしちゃうもんね~」と意気込んでも、大半の人はこうなります。
そう、SEOはとても複雑で、弱肉強食の世界です。
付け焼き刃で太刀打ちできる相手ではありません。
運動不足の37歳男性が、いきなりプロボクサーと戦っても、瞬殺されるのと同じです。
ちなみに37歳男性は私のことです(笑)
SEOはシンプルだけど複雑
SEOが難しいのは、シンプルと複雑という相反する特徴が混在しているからです。
1位を取るための条件はシンプルです。
ライバルサイトよりも多くの点数を取れば上位に表示されます。
自社サイトが仮に100点満点中の51点でも、ライバル達が40点以下であれば、1位表示される仕組みです。
ライバルよりも多くの加点をもらう事が、自社サイトの順位に影響します。
しかし、点数をマイナスされる施策がある事も忘れてはいけません。
適当にネットで調べたSEO情報を自社サイトに用いた場合、大幅にマイナス評価を下される可能性もあります。
特に誰でも簡単にすぐできるSEO施策は、大した効果がないだけでなく、さじ加減を間違えると劇薬になるので気をつけて下さいね。
検索結果での順位が付けられるSEOの要因は、200以上もあると言われています。
検索すればSEO情報を発信する様々なホームページで言及されているので、気が向いたらどうぞ。
ですが、今の技術を考えれば、200以上という数字は余りにも少ないと考えます。
AIが格段に進歩し、Googleアルゴリズムの中でもAIの分析結果の比重が高くなっています。
以前に比べて、膨大なデータ処理が瞬時にできるので、以前よりも遥かに多くの加点・減点要因を計算できるはず。
Googleは世界有数のAIテクノロジー企業ですからね。
このような客観的事実を考えれば、SEOの要因は200以上なんて数字では済まないと考えるのが妥当ですよね。
大量のSEO要因のそれぞれで重要度が異なり、本当の重要度はGoogleにしか分かりません。
そして時代によって重要度は変わります。
上記のイラストを見て意味が分かる方は、ある程度の年月SEOに携わっている証拠です。
以前は外部からリンクを貰う(被リンクと言います)数が多いサイトほど、人気があると判断されて上位表示できた時代があったんです。
しかし今、その時代の感覚で同じSEOをしたら上位表示は不可能。
むしろペナルティーを頂戴するリスクの方が高いです。
時代によって変動する大量の情報を噛み砕いて、自社サイトに施策をするのは大変ですよね。
1位を取る為の条件はシンプルでしたが、それを実現する為のSEO施策は複雑なんです。
SEOとは何なのか?を理解したとしても、一朝一夕でSEO対策の技術を身につけるのは至難の技なのはお分かり頂けたと思います。
誰でも直ぐできちゃうほど簡単だったら、弊社のような会社は不要になっちゃいますからね。
SEOの基本のキ
SEOは、大別すると2種類に分けられます。
内部対策:自社サイトの中での施策を指す
例:サイト構造、内部リンク、サイトマップ、各種タイトルタグなど
→安全性が高いけど、SEOスキルが低いと結果が出にくいのが特徴。
外部対策:自社サイトの外での施策を指す
例:被リンクの数・質
→薬にも毒にもなる施策。安易に手を出すと足を引っ張るリスクが高い。
外部と内部、それぞれの施策にはこのような違いがあります。
数年前までのSEOの主流は外部対策でした。
被リンク数が多いほどGoogleに評価される時代で、これが結果的にスパム行為を助長させました。
自分でサテライトサイト(メインとは別の適当なホームページ)を作成し、そこから順位を上げたいサイトへリンクを送る。
どれだけ多くのリンクを送れるか?が評価されていたので、ただリンクを送るだけが目的の、訳の分からないサイトが量産されました。
そうしたスパムによって上位表示するサイトが増えると、Googleも対策に乗り出します。
単純に被リンクの数だけではなく「質」を評価項目に入れて重要度を上げました。
すると今度は中古ドメインを使ってサテライトサイトを作り…という行為が外部対策の主流となり、Googleとのイタチゴッコが続きます。
様々な紆余曲折を経て、現在のスパム行為が通用しにくいGoogleアルゴリズムが出来上がっています。
以前は外部と内部の重要度が極端に外部対策に偏っていました。
イメージとしては、外部7:内部3といった感じです。
それが今は内部に比重が置かれ、きちんとしたホームページでなければ上位表示しにくくなっています。
この「きちんとした」という抽象的な概念を、どのようにホームページに落とし込むのか?がSEO対策で重要な鍵を握っています。